失業保険シミュレーター記事一覧

賃金日額の出し方|退職前6か月の賃金からどう計算する?

結論から言うと、基本手当日額のもとになる「賃金日額」は、離職前6か月間に毎月支払われた賃金(賞与を除く)の合計を180で割って算出するのが、ハローワークが公表している公式のルールです。この賃金日額に給付率をかけたものが基本手当日額になります。本シミュレーターでは入力の手間を減らすため月額目安からの簡易近似を使っていますが、その考え方も含めて本記事で解説します。失業保険(基本手当)シミュレーターでは、月給の目安を入力するだけで賃金日額・基本手当日額の概算を確認できます。

公式の賃金日額の計算方法

賃金日額 = 離職前6か月間の賃金合計(賞与を除く)÷ 180

ハローワークインターネットサービスの案内では、賃金日額は原則として、離職の日の直前の6か月間に支払われた賃金(賞与などの臨時に支払われる賃金は含まない)の合計額を180で割って算出するとされています。180という数字は、6か月をおおよそ30日ずつの月として合計した日数です。実際の計算では、離職前の給与明細等をもとに、6か月分の基本給・各種手当(賞与を除く)を合計して180で割ることで、実際の賃金日額が求められます。

本シミュレーターでの簡易近似について

正確な賃金日額を出すには、離職前6か月分の給与明細を用意して合計する必要があり、入力の手間がかかります。本シミュレーターでは、この手間を減らすために「月額目安÷30」という簡易的な近似式で賃金日額の概算を計算しています。これは、毎月ほぼ同じ金額の給与を受け取っていたと仮定した場合の近似値であり、公式の「6か月合計÷180」とは計算の仕方が異なる点にご注意ください。残業代の増減や昇給・降給が直前6か月にあった場合、休職等で賃金の支払いが少ない月があった場合などは、実際の賃金日額と本シミュレーターの概算値に差が生じることがあります。

近似式と公式の計算式で差が出やすいケース

以下のようなケースでは、本シミュレーターの概算値と実際にハローワークで算定される賃金日額との間に差が生じやすくなります。

  • 離職直前の6か月間に残業代の変動が大きかった場合
  • 離職直前に昇給・降給があり、6か月間の給与水準が一定でなかった場合
  • 育児休業や病気療養等で、直前6か月のうちに賃金の支払いが少ない月・ない月があった場合
  • このようなケースに心当たりがある場合は、本シミュレーターの結果はあくまで目安として捉え、正確な金額はハローワークの窓口で確認することをおすすめします。

    まとめ

    賃金日額は本来「離職前6か月の賃金合計(賞与を除く)÷180」という計算式で求められますが、本シミュレーターでは入力の手間を減らすために「月額目安÷30」という簡易近似を採用しています。おおまかな目安をつかむにはこの近似で十分ですが、直前の給与水準に変動があった方は実際の金額と差が出ることがある点にご注意ください。失業保険(基本手当)シミュレーターで概算を確認したうえで、正確な金額はハローワークにご確認ください。

    出典: 厚生労働省 令和8年8月1日からの基本手当日額等の適用についてハローワークインターネットサービス 基本手当について

    本計算は参考情報です。実際の受給額・給付日数・受給開始時期は、雇用保険の受給資格決定・離職理由の認定・賃金日額の算定方法等により、ハローワークの決定内容と異なる場合があります。障害者等の就職困難な方向けの所定給付日数(別体系)には対応していません。給付制限期間は、自己の責めに帰すべき重大な理由による解雇(重責解雇)等の例外規定を簡易化しています。雇用保険制度は改正される場合があるため、最新の制度内容はハローワークにご確認ください。

    あなたの失業保険(基本手当)の受給見込み額を無料で計算

    受給見込み額を計算する →
    ← コラム一覧受給見込み額を計算する →